正しい接客用語が使えないのはなぜ?
接遇講座を行う中で最近の傾向としてクライアント様が
正しい接客用語を使えないことが時々あります。
また、言葉を付け足すことが非常に多く見られます。
例えば「〜の方」「〜になります」を多用する場面は
よく見られています。
これはなぜなのか考えてみると、自分の自信のなさから
「言葉をつけたさねば!」と無意識になってしまっているのでは
ないでしょうか?
実際に実習の中で「〜の方はもう気にしないで、
今回はお客様にしっかりと届く声の大きさで話すことを意識してみてください」
と指示をすると、正しい言葉使いができており
受講者様自身が「あれ?〜の方が出なかった!」ということが
あります。
「〜の方」を多用する方は、他にも課題があって、その根っこの
心理と繋がっているんだと、私も新たに学びました。
接客の仕事はお客様とコミュニケーションをとることが目的で
セリフを言う、のとは違うことを腹に落とすことが必要ですね。
今回は日本語の使い方のため英語は省略しました。
This article omit English translation because this is about polite Japanese conversation.